DeNAドラ1度会を擁するENEOSが8強進出 東大は卒業生進路を発表…13日の球界動向
社会人野球日本選手権ではENEOSとHonda熊本が8強進出
京セラドームで行われている社会人野球の日本選手権は13日、1回戦1試合と2回戦2試合が行われた。第2試合ではENEOSが三菱自動車岡崎を2-1で下し、準々決勝に進出した。DeNAから1位指名を受けた度会隆輝外野手は「5番・右翼」で先発出場。2安打を放ちチームの勝利に貢献した。
ENEOSは西武7位の糸川亮太投手が先発。6回を投げ2安打5奪三振無失点と試合を作った。1点リードの7回に同点に追いつかれるも、8回に村上貴哉外野手が勝ち越しタイムリーを放ち試合を決めた。
第1試合では、東京ガスがJR北海道硬式野球クラブに8-1で勝利し2回戦進出。第3試合ではHonda熊本が延長11回タイブレークの末、昨年の覇者トヨタ自動車を8-7で破り、ベスト8進出を決めた。トヨタの先発を務めたヤクルト2位指名の松本健吾は6回途中3失点だった。
東京六大学リーグに所属する東大は、公式ホームページに2024年卒部生進路を公開した。選手、学生コーチ、マネジャーを含む28人の動向が発表され、一般就職が8人、教員志望が1人、大学院進学または在学が17人、未定・非公表が2人となっている。主将を務めた梅林浩大内野手と、副将で今秋の法大戦で勝利投手となった松岡由機投手はともに日本政策投資銀行に入行。神宮でともに汗を流した仲間が、新社会人でも同期となる。
今季の東大は、春季リーグを0勝10敗1分、秋季リーグを1勝10敗でともに6位で終えた。来季からは大久保裕助新監督が就任。新体制で最下位脱出に臨む。
(Full-Count編集部)