大谷翔平、10年契約の途中で“破棄できず” 40歳まで確約…保険かけない異例対応
契約を途中で見直したり破棄できる「オプトアウト権」なしと米記者報道
エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1014億円)の超大型契約の中身は徐々に明らかになってきている。米報道によると、契約を途中で見直したり、破棄したりできる権利はなし。超異例ともいえる契約内容は、二刀流の覚悟と球団への敬意が滲む。
メジャー史上最高額だけでなく、北米プロスポーツ史上最高額という7億ドルの契約の衝撃もさることながら、中身も実に大谷らしかった。米スポーツ局「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者は「ショウヘイ・オオタニの契約にはオプトアウト権が含まれていない」と報じ、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も「ストレートな10年契約だ」と特筆した。
メジャーでは一般的に契約条項に盛り込まれる選手の権利。ましては10年ともなれば周囲の環境や自身の状態など大きく変わる可能性もあり、“保険”をかけてもおかしくないが、大谷は契約に盛り込まなかった様子。40歳まで“ドジャース確約”、ひいてはドジャースに骨を埋める覚悟にもとれる。
驚きの契約内容は、SNSでも大きな話題に。X(旧ツイッター)には「オプトアウトなし」がトレンド入りする状況で、ファンからは「オプトアウトなしに震えた」「ゴールではなくスタートだって覚悟が伝わる」「感慨深いし覚悟を感じるなぁ」などとコメントが寄せられていた。
(Full-Count編集部)