鷹・甲斐、球団から複数年打診も単年契約 来季FA権取得見込み…現状維持2.1億円で更改
今季は139試合に出場して2年ぶりに2桁本塁打をマーク
ソフトバンクの甲斐拓也捕手が21日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季から現状維持となる年俸2億1000万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。甲斐は来季中に国内FA権を取得する見込みで、球団からの複数年契約の打診もあったが、単年契約を選択した。
甲斐は今季139試合に出場して、扇の要としてチームを支えた。打率は.202に終わったものの、2年ぶりに2桁本塁打となる10本塁打を放ち、自己最多タイの44打点をマーク。チームはパ・リーグで3位、クライマックスシリーズでもファーストステージで敗退し、3年ぶりの頂点を掴めず「納得いくようなものではない」と悔やむ。
球団から複数年契約の打診を受けたものの、あえて単年を選択。「僕らは1年1年が勝負なんで、まずは単年でやっていこうと思いました。どっちにしても来年FAがどうこうとかではないので。取得できるのは来年ですし、今どうこうっていうものでもない。1年1年が勝負なのは変わりないので」と、その胸の内を明かしていた。
(Full-Count編集部)