大谷翔平、ぶっちぎりだった“返礼品” バイク、大学基金でも…届かぬポルシェの壁

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式が背番号譲渡の主な“返礼品”を特集…人気は「ロレックスの時計」

 ドジャースの大谷翔平投手が、ジョー・ケリー投手の妻に贈った新車ポルシェは日米で大きな話題となっている。背番号を譲ったお礼は、MLBでは文化として根付いているが、高級外車は規格外。MLB公式サイトでは、過去の主な“返礼品”を記事で取り上げた。

 ケリーは大谷が加入したことにより、背番号「17」を譲渡。23日(日本時間24日)にケリーの妻アシュリーさんがポルシェをプレゼントされたことを自身のインスタグラムで報告していた。大谷だけでなく、過去には様々な返礼品が渡されていた。

 リッキー・ヘンダーソンが1993年にブルージェイズにトレードで加入した際に、背番号「24」を引き換えにターナー・ウォードに2万5000ドル(約360万円)を支払った。また、1997年にロジャー・クレメンスがブルージェイズと契約した際には高級時計ロレックスと1万5000ドル(約213万円)をプレゼント。「ロレックスの時計は、こうした交渉において現金の代わりとして人気だ」と記事では綴っている。

 面白い返礼品も。2012年にパイレーツに加入したAJ・バーネットは、ダニエル・マカッチェンから背番号を譲ってもらう際に、マカッチェンの奥さんが出産間近だったため、生まれてくる娘のために大学進学の基金を創設した。他にも過去にはバイクや馬をプレゼントする例もあった。

 安く済んだ例もある。ミッチ・ウィリアムズが1991年にフィリーズに加入した際、ジョン・クラックがつけていた「28」を譲り受けた。しかし、クラックは1シーズンしか「28」を使っていなかったため、ビール2ダースだけだったという。

(Full-Count編集部)

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