巨人、ヤクルト、DeNAが連勝で決勝Tへ…ホークス大勝で滑り込み ジュニアトーナメント

2連勝で決勝トーナメント進出を果たした巨人ジュニア【写真:小林靖】
2連勝で決勝トーナメント進出を果たした巨人ジュニア【写真:小林靖】

ヤクルトJr.の河井は2試合連続弾…ベイJr.主将・井端にも1発

「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023」は27日、神宮球場と横浜スタジアムの2会場で大会2日目が行われ、ヤクルトジュニア、DeNAジュニア、巨人ジュニアがそれぞれ2連勝を飾った。

 ヤクルトジュニアは3回に河井隆貴選手の2試合連続となる3ランなどで一挙4点を奪い、昨年の王者・阪神に快勝。DeNAはキャプテンの井端巧選手に1号ソロが飛び出すなど、楽天ジュニアとの接戦を制した。巨人ジュニアは先発左腕・藤森一生選手が投げては5回途中無失点、打っては3回に先制ソロを放つ二刀流の活躍を見せ、日本ハムジュニアに完勝した。

 昨日敗れている6チームが対戦した横浜スタジアムの3試合は、ロッテジュニアが中島結人選手の先頭打者本塁打で勢い付きオリックスジュニアに勝利。ソフトバンクジュニアは攻撃陣が打棒を振るい広島ジュニアにコールド勝ちした。中日ジュニアは2回に平尾旺大選手、原政宗選手に1発が飛び出し西武ジュニアに快勝した。

 2日目の結果、ヤクルトジュニア、DeNAジュニア、巨人ジュニアがそれぞれ2連勝で決勝トーナメント進出が決定。さらに、TQB方式(1イニング平均得失点差による選出)により、ワイルドカードでソフトバンクジュニアが進出を果たし、明日の準決勝では、巨人ジュニアとソフトバンクジュニア、ヤクルトジュニアとDeNAジュニアが対戦することが決まった。それぞれの勝者が、19代目の王者を目指し頂上決戦に臨む。

■神宮・第1試合
東京ヤクルトJr. 5-1 阪神Jr.
(ヤクルト2勝、阪神1勝1敗)

■神宮・第2試合
横浜DeNA Jr 5-3 東北楽天Jr.
(DeNA2勝、楽天1勝1敗)

■神宮・第3試合
巨人Jr. 2-0 北海道日本ハムJr.
(巨人2勝、日本ハム1勝1敗)

■横浜・第1試合
千葉ロッテJr. 2-1 オリックスJr.
(ロッテ1勝1敗、オリックス2敗)

■横浜・第2試合
福岡ソフトバンクJr. 10-1 広島東洋Jr.(5回コールド)
(ソフトバンク1勝1敗、広島2敗)

■横浜・第3試合
中日Jr. 4-0 埼玉西武Jr.
(中日1勝1敗、西武2敗)

(First-Pitch編集部)

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