ド軍が後払いで支払う「1240億円」 1年契約の選手にまで…大谷ら4人への“巨額投資”
ヘルナンデスとドジャースの契約は一部が後払いに
FAとなっていたテオスカー・ヘルナンデス外野手がドジャースと契約合意したと、7日(日本時間8日)に複数の米記者が伝えた。1年2350万ドル(約34億円)の契約で、大谷翔平投手と同じく一部が“後払い”での契約となった。
10年総額7億ドル(約1011億円)でドジャースと契約した大谷は、そのうちの約97%にあたる6億8000万ドル(約982億円)が後払いという形の契約を結んだ。巨額契約ではあるが、プレー中の年俸を低く抑えることで、チームはぜいたく税を計算する上で余裕を作り、他の補強ポイントに資金を充てることができる。
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が関係者の話として伝えたところによると、ヘルナンデスは1年2350万ドル(約34億円)の契約で、そのうち850万ドル(約12億円)が後払いの形で、2030年~2039年にかけて支払われるという。
チームは大谷のほか、ムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手とも後払い契約を結んでいる。大谷は2034年からの10年間で年6800万ドル(約98億6000万円)、計6億8000万ドル(約981億円)を受け取る。
フリーマンは、2028年から2040年までの13年間で5700万ドル(約82億円)。ベッツは契約終了の2033年から5年間は800万ドル(約11億円)、2038年から2年間は1000万ドル(約14億円)、2040年からの5年間は1100万ドル(約15億円)を受け取る。契約満了後、ドジャースが4人に支払う金額は計8億6050万ドル(約1240億円)にのぼる。
(Full-Count編集部)