大谷翔平を失ったエ軍「どこかにお金を使わなければ」　不穏な静けさ…FA目玉に突撃か

山本由伸、ノラら投手の去就が決まる中、CY賞左腕のスネルは未定

　ドジャースと契約した山本由伸投手、フィリーズと再契約したアーロン・ノラ投手ら、FA市場の目玉投手の去就が決まっている。そんな中、去就が未定なのが、パドレスからFAとなっているブレイク・スネル投手だ。MLB公式サイトがサイ・ヤング賞左腕の新天地をランキング形式で占った。

　左腕を狙っている“1位”にエンゼルスがランクイン。今オフのエンゼルスは大谷翔平投手の“争奪戦”に敗北し、ドジャースに奪われる形となった。MLB公式サイトは「大谷が去った後、どこかにお金を使わなければならない。スネルはぴったり」と評した。また、スネルは西海岸のシアトル出身ということもあり「アナハイムのニーズはかなり大きい」と可能性を指摘した。

　2位はヤンキースで、3位にはその大谷を獲得したドジャースがランクイン。ドジャースはすでに1700億円以上を補強に費やしているが、「ロースターに空きがある限り、彼らはお金を使ってその枠を埋めることが分かった。スネルは2024年ドジャースがまさに必要なものかもしれない」と分析した。

　スネルは昨季、パドレスで14勝9敗、防御率2.25の好成績を収め、2018年以来2度目のサイ・ヤング賞に輝いた。過去に、同賞を3度受賞した選手のほとんどが殿堂入りしていることから、記事では「次に契約するチームは、いつか彼の殿堂入り銘板に自分のチーム名が刻まれるかもしれない」とした。一方で、「正直、スネルのFA評価が両極端なのは彼に見るからにぴったりのチームがないから」とも。注目の左腕はどこへ行くのか。

（Full-Count編集部）