大谷翔平の“覚醒”に怯える元同僚 打者専念で消える悩み「手が湿っていた」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

エンゼルスのデトマーズがポッドキャスト番組で大谷について語る

 エンゼルスのリード・デトマーズ投手が、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。昨季までチームメートとしてプレーした大谷翔平投手について、ドジャースでの大活躍を予測した。

 デトマーズは2020年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルスに入団。翌2021年にメジャーデビューし、大谷と3年間チームメートとして先発ローテーションを組んだ。

 二刀流でシーズンを送る大谷を、間近で見てきたデトマーズは、大谷のブルペン投球から学んだことが多かったという。「投球練習や、キャッチボールをしているのを見たり。すべて時間が決まっていて、特定のことに取り組んだりしていて。試合に向けてキャッチャーに投げていた」と、大谷のルーティンに目を光らせていた。

 右肘手術の影響で今季は打者に専念する大谷だが、デトマーズは昨季よりも成績を伸ばすだろうと予想。昨季まで大谷はマメの影響で降板することが何度かあったことを挙げ、「彼はいつも(指に)マメができていた。それはバッティンググローブの影響で、手が湿っていたから」と指摘。打者に専念することで、体への負担はもちろん、指も気にすることなくプレーでき、「シーズンを通して彼が打つことだけに集中したら、恐ろしいよ」と、大活躍に怯えていた。

「彼はまともじゃない数字をたたき出す可能性がある」とも語ったデトマーズ。今季からはライバルとなるが、元チームメートの活躍を楽しみにしている1人でもある。

(Full-Count編集部)

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