退団で顕著になった“大谷翔平依存” 悲しげな大量のグッズ…エ軍チームストアの悲哀
LAタイムズの記者「エンゼルスは国際的なスーパースターを失った」
大谷翔平投手のドジャース加入でロサンゼルスが大いに賑わう中、隣町のアナハイムはどこか悲しげにグッズが並んでいる。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シャイキン記者は、「チームストアにはオオタニ関連の商品が展示されていた」とエンゼルスの本拠地の最新情報をリポートしている。
同記者によると、エンゼルスタジアムのメインゲートにあるエントランスプラザは静まり返っていたという。「ゲートの上にある広告パネルには『6つの大規模イベント』と掲げられていたが、そのイベントはモンスター・トラックの大会を指していた」と、地元の関心は野球から離れてしまっているようだ。
また、チームストアでは大谷関連の商品が展示されたまま。「MVPTシャツが51.99ドル(約7700円)、ホセ・アルトゥーベから三振を奪ったボールが4995ドル(約74万円)、本塁打を放った試合で着用したユニホームが4万9995ドル(約741万円)で売られていた。(大谷グッズの)在庫処分セールはなかった」と伝えている。
ドジャース移籍後には、ユニホーム発売から最初の48時間以内のファナティクス社の史上最高売上記録を更新するなど、大きな盛り上がりを見せた。同記者は「エンゼルスは球界で最高のビッグネームであり、国際的なスーパースターを失った」とドジャースとの明暗を伝えている。
(Full-Count編集部)