“コルクバット”疑惑から始まった大谷伝説　トラウトが戦慄した6年前…再び訪れる衝撃

エンゼルス1年目のキャンプで、衝撃の打棒を披露した大谷翔平

　ドジャースに10年総額7億ドル（1038億円）で入団した大谷翔平投手は、春季キャンプでどんなインパクトを残すだろうか。エンゼルス1年目の2018年キャンプでは、フリー打撃で特大弾を連発してコルクバット使用疑惑もあがったほどだった。

　6年前にアリゾナ州テンピで行われたエンゼルスのキャンプで、大谷は強烈な印象を残した。420フィート（約128メートル）先にある約10メートルのバックスクリーンを軽々と越える当たりなど特大弾を連発した。

　地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は当時、同僚選手の驚きの様子を紹介していた。マーティン・マルドナード捕手は「オオタニ、君はコルクバットを使っているのかい？」と、冗談交じりでバットをチェックする素振りを見せた他、マイク・トラウト外野手は「ほとんど催眠にかけられているのではないかという佇まいで、手を止めて凝視している」とレポートした。

　今回はすでにメジャーで多くの実績を残してのドジャース入り。大谷の実力は誰もが把握しているだろうが、そのパワーを間近で見た時にムーキー・ベッツ外野手やフレディ・フリーマン内野手らスターを含む同僚はどんな反応を示すだろうか。キャンプが楽しみだ。

（Full-Count編集部）