広島戦力外の行木俊が北九州入り 無給からNPB入りした“苦労人”…独立Lで再起へ
昨季まで広島でプレーも…1軍登板はゼロ
独立・九州アジアリーグに所属する北九州下関フェニックスは31日、今季の新入団選手を発表。昨季まで広島でプレーした行木俊投手が加入した。
行木は独立・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスから2020年ドラフト5位で広島へ入団した。しかし、度重なる怪我にも苦しみ、1年目のオフに戦力外通告となり育成再契約。3年目の今季はウエスタン・リーグで2勝1敗、防御率3.32の成績を収めていたが、支配下登録は叶わず、戦力外となった。
徳島時代は、“練習生”扱いのため無給。練習をしながら、アルバイトを4〜5個掛け持ちして、生活費を稼ぐ厳しい日々だった。「7月末までの半年が勝負」。再びNPBの舞台を夢見て、独立から再起を目指す。
(Full-Count編集部)