大谷翔平の練習は「見たことがない」 素振り1回に1分…同僚が証言する“職人気質”
大谷翔平の練習を見たテイラー「だからこそ彼はあれだけうまいんだ」
ドジャース・大谷翔平投手はこのオフ、新たな本拠地ドジャースタジアムで練習に励んでいる。チームメートもその姿勢に驚きを隠せない。クリス・テイラー内野手は「たとえばケージで20回素振りするとき、彼は20分かかる」とその“職人気質”ぶりを明かした。
大谷は27日(日本時間28日)にニューヨークで行われた全米野球記者協会(BBWAA)主催の夕食会に参加した、2日後にはロサンゼルスに戻り練習に励んでいた。球団公式X(旧ツイッター)でもその光景がアップされた。
地元メディア「ドジャース・ネーション」の番組に出演したテイラーは大谷の練習について「練習への取り組み方については彼は誰にも負けない。やることすべてが非常に綿密なんだ」と証言。素振り一つをとっても時間をかける。「状況を視覚化するために、素振りをするたびに1分の間を置くからなんだ。打席を外して、深呼吸をする」と話した。
「物事を1回ずつこなすのに、間隔をあれだけ空ける人は見たことがないと思う。それだけ(やることに)集中しているんだ。ケージで打撃練習をしているときも、外野でダッシュをしているときも、まさに試合を想定している」
テイラーにとっても大谷の練習は見本のようなもの。「見ていてとても特別なことだ。だからこそ彼はあれだけうまいんだ」と興奮気味に語った。
(Full-Count編集部)