味方を殴打でボコボコ「常軌を逸した男」 突如として米注目…関西で愛された元助っ人
1986、87年に阪急で活躍したアニマルが、突如として注目を集めている
1986、87年に阪急ブレーブスで活躍したアニマル・レスリー投手が、突如として米国で注目を集めている。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、「ブラッド・“アニマル”・レスリーは完全に常軌を逸した男」と投稿。風変わりなパフォーマンスなどを紹介している。
ブラッド・レスリーは1978年ドラフト1巡目(全体9位)でレッズに指名され、1982年にメジャー昇格。1985年にはブルワーズに移籍し、メジャー通算54試合に登板して1勝3敗6セーブ、防御率3.86の成績を残した。1986年に阪急入りすると、「アニマル」の登録名で1年目は19セーブを挙げる活躍。1987年は5セーブに終わって現役引退したが、その後も日本にとどまってタレント活動をした。
試合を締めるとマウンドで雄叫びを上げるなど、ド派手なパフォーマンスを披露して人気者となった。さらには、勝利すると味方捕手の藤田浩雅をボコボコに殴ってスキンシップを図ったり、力士の手刀を真似るなど日本のファンを大いに楽しませた。晩年は米国に帰国し、2013年4月に54歳で亡くなっている。
今回、「ピッチング・ニンジャ」に突如として取り上げられると、過激なパフォーマンスに米国の野球ファンも驚きを隠せない。「こういうのが球界にもっと必要なんだ」「明らかにしらふだな笑」「今日の野球では、これは絶対に起きない」「100%伝説だ」「ご乱心!」といったコメントが寄せられている。
(Full-Count編集部)