大谷翔平、韓国開幕戦に間に合う見込み 打撃再開をド軍GM明言「うまく進んでいる」
昨年9月に右肘手術、ゴームズGM「開幕戦には準備ができていると見込まれている」
昨年9月に右肘手術を受けたドジャースの大谷翔平投手が、打撃練習を再開させたことが明らかになった。ブランドン・ゴームズGMが3日(日本時間4日)にファンフェスタが行われたドジャースタジアムで「彼は打撃を行っている。我々は前進し続けていく。彼が(状態について)問題ないと感じる限り、次の段階へと進み続けていく」と明言。3月20日に韓国・ソウルで行われるパドレスとの開幕戦にも間に合う見込みと語った。
大谷は昨年12月の入団会見では素振りをしていると明らかにしていた。大谷のリハビリについて、ゴームズGMは「彼は本当に力強く感じている。うまく進んでいる。今現在の状況では、彼は開幕戦には(プレーする)準備ができていると見込まれている」と語った。
2018年10月1日に右肘のトミー・ジョン手術を受けた際、復帰戦は2019年5月7日(同8日)の敵地・タイガース戦だった。7か月以上の時間を要したが、今回は6か月ほどで復帰することになる。前回手術時との予定の違いがあるかについては「話をしているが、彼は現状を良く思っている。どのようにプロセスを経ていくか理解している」と説明した。
8日(同9日)からアリゾナ州グレンデールで行われるスプリングトレーニングに参加する。「練習に制限をかけるのか」との問いかけに、ゴームズGMは「おそらく最初に少しだけ(制限は)あるだろう。適切に前進していけるように、我々はスマートに考えていく。状態はいい。もし我々がアジャストする必要があれば、我々はそうするだけだ」と笑顔で語った。
また、シーズン中の投球のリハビリについては「まだ計画が決まっていない。現在は打撃の(調整)に専念している」と話すにとどめた。
この日、大谷はファンフェスタに参加する。昨年12月に10年総額7億ドル(約1025億円)の大型契約で加入した大谷にとって、移籍後初めてファンと交流する。90分間のステージショーでは新加入の大谷、グラスノーのインタビューが行われる予定だ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)