大谷翔平、MLB公式のMVP予想で3位 史上初快挙へ高すぎる壁…必要な“圧倒的数字”
MLB公式が予想した2024年MVP候補で大谷は3位となった
ドジャースの大谷翔平投手は、初めてのナ・リーグとなる2024年もMVPの候補に挙げられている。MLB公式サイトは「2024年MVP有力候補たちは誰? そしてダークホースは?」として予想した。
1位はムーキー・ベッツ(ドジャース)、2位はロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、3位が大谷という結果になった。大谷は昨秋受けた右肘手術の影響で今季や野手一本となることから「DH専任の選手がMVPを獲ったことはない」という。
しかし「1993年のポール・モリター、2000年のフランク・トーマス、2005年デビッド・オルティスはみな(MVP投票で)次点だった。だがこの扉を壊せるとしたらオオタニだ。オオタニが集中力を投打に分散しなくていいということを考えてみよ。その結果、打撃面では2度のMVPシーズンで残した驚異的な数字さえもしのぐかもしれない」と“史上初”の期待も高まる。
なお該当年の成績を見てみると、モリターはこの年MLBトップの211安打、トーマスは打率.328、43本塁打、143打点、出塁率.436、OPS1.061、オルティスは47本塁打、この年MLBトップの148打点、OPS1.001と、いずれも好成績を残しながらMVPには届かなかった。
大谷がベッツ、アクーニャJr.という好選手らをおさえてMVPを獲得するには、過去成績をたたき出すほどのとてつもない数字が必要となるかもしれない。
(Full-Count編集部)