大谷翔平の“サポート役”に球界屈指の人格者 ド軍監督が抜擢…チーム総出で後押し
ロバーツ監督は2007年にボンズとプレーし多くの質問に答えた
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、キャンプインを迎えた。練習前の囲み取材には日米約70人の報道陣が集結する注目ぶり。デーブ・ロバーツ監督が冗談交じりに“対応策”を考案した。
大谷の取材対応が限られることでほかの選手が大谷についての質問を受ける可能性を指摘されると「私はバリー・ボンズと一緒にプレーしたことがある。彼が本塁打記録を追いかけていたとき、私は(メディアからの)質問に多く答えたチームメートだった」。自身の経験談をもとに「(この件について)会話は必要だと思う。でもショウヘイは特別な選手で、なおかつ新加入選手だということを私たち全員が理解している。彼がいれば、チームは物凄くよくなる」と話した。
ボンズ氏とロバーツ監督は、2007年にジャイアンツでともにプレー。同年8月7日(同8日)にボンズ氏が新記録となる通算756号を放ち、多くの注目を浴びる様子を間近で見ていた。
報道陣から「日本メディアに対応する“デーブ・ロバーツ枠”に誰をノミネートしますか?」と聞かれた指揮官は、笑いながら「そうだね、ジェイソン・ヘイワードに質問をしてくれ!」と明るく応じた。
34歳のヘイワードは、バーンズ、フリーマン、ロハスと並びチームの野手最年長。カブスの地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」によると、カブス時代に当時有望株だったイアン・ハップがマイナーに降格を告げられたときに、落ち込まないようディナーに連れて行ったことがあるという。ハップは当時を振り返り「ジェイソン・ヘイワードは気前が良く、思いやりがある人」と人間性を絶賛していた。
(Full-Count編集部)