空前の人気、勝利以外にあるド軍の“掟” 指揮官が明言…大谷翔平にも求められる「学び」
ロバーツ監督「気分が乗らなくても質問に答えることは、仕事に含まれている」
大谷翔平、山本由伸両投手が加入したドジャースのスプリングトレーニングが、かつてないほど注目を集めている。取材に訪れたメディアは70人に及び、10日(日本時間11日)には選手駐車場前の入口に鉄柵が設置されたほどだ。そんな中、デーブ・ロバーツ監督はファンサービスや取材に積極的に応じるよう選手に求めた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「オオタニ効果」と題した記事を掲載。この日、大谷がウオーミングアップを始めた時、取材クルーが“場所取り”のために室内ケージに走って向かったことを紹介した。また、ギャビン・ラックス内野手やウォーカー・ビューラー投手が山本に関する質問を受けたことを挙げ、「ドジャースはこれまでも注目されてきたが、このスプリングトレーニングほど注目を集めたことはない」と伝えている。
かつてないほど一挙手一投足が注目される今季。ロバーツ監督は選手に“自覚”を求める。「このユニホームを着れば、物事の決め方(チーム方針)には一定の基準がある。それは(他球団より)責任が増すということを理解し、サインにより応じること、そして(他球団より)メディア対応に取り組むということだ」と説明する。
さらに「全員にとって学ぶべきことがあるだろう。勝利を期待されていると思うし、気分が乗らなくても質問に答えることは仕事に含まれていることだ」と続けた。注目されているからこそ、より一層ファンサービスやメディア対応に取り組むことを選手に望んでいる。
(Full-Count編集部)