大谷翔平が驚愕発言、豪快140m弾も「90ぐらいの力加減」 開幕へ視界良好…一問一答
フリー打撃再開、21スイングで10本の柵越え「強く振れていた」
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプ初のフリー打撃を行った。21スイングで10本の柵越えをマーク。推定140メートル弾もあり、報道陣を騒然とさせた。練習後の一問一答は以下の通り。
――フリー打撃を再開した。
「いい感じでしたし、結構強く振れていたので。打球自体も良かったんじゃないかなと思います」
――昨季は脇腹の怪我でシーズンを終えた。
「外で打った時にやったので、今日は初めての外だったので慎重気味に振りましたけど、その割にはよく振れていたんじゃないかと思います。中でも外でも比較的、気になるところなく振れている。全く問題ないかなと思います」
――毎日屋外で打つか。
「たぶん打たないと思います。キャンプ中は比較的多めには打つと思います。基本的にやることは中で。外でやるのは強度の確認がメインになる」
――開幕に間に合うと話していた。
「軽めに行こうと思っていましたけど、思ったより振れていたので。そこはスケジュール通りには来つつ、内容自体はいいんじゃないかと思うので。このまま順調にいけばというところだと思います」
――打撃のメカニックでチェックしたいところがあるのか、打撃の感覚を大事にしているのか。
「外で打つ時は、強度の確認がメインですし、中で打つ時は、どこに注意して自分でチェックポイントを探しながらというところです」
「トレーニングの成果も出ているのかな」
――強度は100に近いと話していた。去年との変化を感じたか。
「最後の2、3スイングは90ちょっとぐらいの力加減で打っているので。数字的にもそのぐらいの数値ですし、むしろちょっと高いぐらいの感じなので。いい傾向かなとは。トレーニングの成果も出ているのかなと思います」
――オープン戦は開幕から出るつもりか。
「どうなんですかね。トレーナーの中で、だいたい、いつぐらいに出るのかはあると思いますけど、まだ先のところまで共有されているわけではないので。2週間ぐらいのところですかね。トラッキングとライブBPに入ってみて、良かったら出るというところなので。そこはトレーナーはわかっていると思いますけど、僕の方で詳しく共有されてないかなと思います」
――打撃のデータで数字が思ったより出ていた。
「思ったよりは出ていましたね。ただ、アリゾナなので飛びますし、打球も少し速くなるので。そこを考慮するとイーブンぐらいかなと思います」
――バットを通したい軌道に出せているか。
「BP(打撃投手)のボールの球なので、そんなにズレがまだ出るという段階ではないです。スイング自体は悪くない段階かなと思います」
――2019年よりも順調に来ているように見える。経験が生きているか。
「もちろん焦りなく、どのくらいのペースでやっていけばいいか分かっている。あまり焦りはないですけど、傷口の回復具合、その後の伸展とか屈曲の動きとかは、単純に前回よりいいかなという感じあったので。それは今も変わらないです。あとは投げてみてからのステップは、まだ分からないですね」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)