大谷翔平に“弾丸1号”打たれ「嬉しいよ」 失投自虐に報道陣爆笑「だからあれだけ飛んだ」
対戦したファイアライゼン「今日は打たれて正解だったと思うね」
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行い、“移籍後初アーチ”を放つなど、順調な調整を見せた。登板したJP・ファイアライゼン投手は「素晴らしかったよ。今日は楽しかった」と笑顔で対戦を振り返った。
豪快な一発はラストスイングで飛び出した。弾丸ライナーでバックスクリーン右へ強烈な当たりを叩き込んでみせた。投手の球を打つのは昨年9月3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦以来で、見つめていたファンは拍手喝采だった。
ファイアライゼンは登板後、「(本塁打を打たれた球種は)正直言って覚えていないよ。速球だったかな。フルカウントだった。私(の投じた球)からいいスイングをしてくれて嬉しいよ。今日は打たれて正解だったと思う」と話した。コースについては「正直いって真ん中だったと思う。だからあれだけ飛んだんだ」と自虐交じりに語り、報道陣を笑わせた。
打たれた瞬間に本塁打を確信したかという質問については「ああ。ショウヘイだからパワーはある。見られたことは楽しかったよ。彼は準備ができているようだね」と、チームメートも大谷の仕上がりに太鼓判を押した。
(Full-Count編集部)