ド軍戦で珍事…中日ユニのファン出現「すごく似ている」 米国でも“そっくり”と話題
中日・小笠原ユニを着たLA在住のモタさん「ユニホームすごく似ているよね」
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは23日(日本時間24日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたパドレスとのオープン戦に4-1で快勝した。オープン戦の本拠地開幕で2連勝を飾ったが、スタンドでは、ちょっとした“珍事”があった。
ユニホームの背中には「OGASAWARA 11」。右袖にCDマークが入り、左袖には「中日新聞」。球場コンコースにいた米国人ファンが、中日の本拠地用ユニホームを着ていた。このユニホームを着ていたのは、ロサンゼルス在住のルイス・モタさん。「ドジャースのユニホームとすごく似ているよね。(中日ユニは)とてもクールだと思った」と笑顔を見せた。
モタさんは昨年7月19日にバンテリンドームで行われたオールスターゲームを観戦した際に、中日・小笠原ユニホームを購入したという。「オガサワラという選手のことは知らなかったんだけど、11番は好きな番号なんだ。本当に気に入っているよ。それにしてもドジャースとユニホームはそっくりだよね」と笑った。帽子はドジャースのLAデザインのものを着用。側面には大谷翔平投手のサイン刺繍が入っていた。「オオタニは本当に素晴らしい選手だ。日本は好きな国なんだ。また行きたいね」と再来訪を誓った。
チームカラーは同じ青と白。中日は第1次星野政権時代の1987年にドジャースと業務提携を結んでいた縁で、チーム名の書体、赤い番号と似たユニホームを採用した経緯がある。中日とドジャースのユニホームが酷似していることもあって、日本では大谷と同じ17番をつける柳裕也投手のユニホームが売れているという。米国で中日ユニを着る、そんな“逆転現象”が起きるかもしれない。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)