1年で2度の戦力外も…元DeNA助っ人が新天地へ 球団は大歓迎「日本で活躍した投手」

メキシカンリーグへの挑戦が決まったスペンサー・パットン(写真はDeNA時代)【写真:荒川祐史】
メキシカンリーグへの挑戦が決まったスペンサー・パットン(写真はDeNA時代)【写真:荒川祐史】

メキシカンリーグのオルメカス・デ・タバスコがパットンの獲得を発表した

 メキシカンリーグのオルメカス・デ・タバスコは28日(日本時間29日)、スペンサー・パットン投手の獲得を発表した。2017~20年にDeNAでプレーした救援右腕。球団公式X(旧ツイッター)は「日本で活躍した投手」と紹介した。

 2014年にレンジャーズでメジャーデビューし、2016年オフにDeNAと契約。1年目の2017年から62試合に登板し、4勝3敗、7セーブ27ホールド、防御率2.70の好成績を残した。通算4年間で219登板に登板し、12勝9敗、7セーブ101ホールド、防御率3.68。2020年オフに自由契約となり、メジャー復帰を目指した。

 2021年2月に古巣のレンジャーズとマイナー契約を結ぶと、6月にはメジャー昇格。42試合に登板して2勝2敗、2セーブ11ホールド、防御率3.83と逆輸入に成功した。しかし、2022年は7試合の登板にとどまり、6月にはDFA(事実上の戦力外)。2023年はアスレチックスでプレーしたが、1年で2度のDFAとなった。

 DeNA時代には、苗字が同じ米国の陸軍大将ジョージ・パットン氏にちなんで、「将軍(general)」というニックネームで愛された。メキシカンリーグでプレーするのは、36歳にして初の挑戦。どのような投球を見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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