“奥様交流”に参加するか否か…見えた日米の違い 結婚の大谷翔平は「文化に適応するか」
日本では「仕事とプライベートを大きく切り離して考える」
ドジャース・大谷翔平投手が結婚を発表し、日米では驚きと祝福の声が寄せられている。そんな中、顕著になったのは日米の文化の違い。ドジャース専門ポッドキャスト番組「Locked On Dodgers」では「日本では仕事とプライベートを大きく切り離して考える文化がある」と報じた。
MLBでは球宴のレッドカーペットなど各種イベントに家族で参加することも多い。1日(日本時間2日)の番組で司会を務めるジェフ・スナイダー氏は「(ある記者は)日本では仕事とプライベートを大きく切り離して考える文化があると言及していました。職場のパーティーでも、配偶者は招待されないと言っていましたよ」と違いを述べた。
さらに続けて「日本では自分が有名人でも、家族が有名になる訳ではないし、その必要はないんだ」と言及。大谷は2月29日(同1日)に行った取材で、結婚報告について「しなかったらしなかったでうるさいですし、今日ここでちゃんとして、あとは野球に集中したいというのが一番です」と話していた。スナイダー氏も「オオタニの発表した声明が日米で若干違うのは、自分の口からメディアに話すから、あとは放っておいてというメッセージだと思う」と推測した。
一方、同番組で司会を務めるビンス・サンピエロ氏によると、ドジャースはボブルヘッドデーやスペシャルナイトなど家族を呼ぶイベントも。「彼女を公にだすかということだ。ブライダルシャワーやベビーシャワーなどで、ドジャースの奥様方はつながりが強かった。奥様が試合を観戦したり交流するという現代の米国流の文化に適応するか興味があるよ」と話した。
(Full-Count編集部)