大谷翔平、復帰後初適時打は168.2キロ 米賛辞「上手く逆方向に運んだ」
8回2死二塁での第5打席で、左前への適時打を放つ
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのマリナーズ戦に「6番・DH」でスタメン出場し、8回2死二塁の第5打席で左中間への適時打を放った。8日(同9日)のドジャース戦で代打本塁打を放っており、2試合連続での安打と打点となり、チームは先発全員安打の15安打9得点で快勝した。
4打席ノーヒットで迎えた8回2死。目の前でプホルスが右翼線への二塁打を放ったことで、第5打席が巡ってきた。左腕のエリアスとの対戦。1ボールからの2球目、外角高めの真っ直ぐをはじき返した打球は鋭いライナーとなって左中間へ。二塁走者が本塁へと悠々生還し、タイムリーとなった。
復帰後初となるタイムリーを放った大谷。この一打に、MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者が、この一打の分析データを速報。同記者によると、打球速度は104.5マイル(約168.2キロ)だったという。
アドラー記者は自身のツイッターで「左投手が投げた94.4マイル(約152キロ)の外角高めへの1球→104.5マイルのライナーでの安打を左中間に放って打点を挙げた。ボールを上手く捉えて逆方向に運ぶ。つまり良い打撃ということだ」とレポート。外角のボールに逆らわずに、逆方向への運んだ大谷の打撃を称賛していた。
(Full-Count編集部)