中日26歳が「マジでえぐすぎ」 衝撃の爆走美技、打撃も好調…漂う覚醒の気配
三好大倫はOP戦は5試合全てでヒット、打率.333で猛アピール
中日の三好大倫(ひろのり)外野手が3日、ヤクルトとのオープン戦(バンテリンドーム)に「7番・中堅」で出場し、背走しながらのスーパーキャッチを披露。「絶対抜けたと思った」と、竜党も衝撃の美技を見せた。
驚きのファインプレーは、中日の2点ビハインドで迎えた8回に飛び出した。1死二塁でヤクルト・濱田太貴外野手が梅野雄吾投手のボールを捉えた打球は、前進守備の外野のはるか先を越えてフェンス手前まで飛んで行った。しかし、三好が猛ダッシュで追い付くと、スーパーキャッチ。走者は三塁進塁もできなかった。この回を無失点で終えた中日は、その裏に打線がつながり、2得点。3-3の引き分けで終えている。
DAZNの公式X(旧ツイッター)が三好の好守を投稿すると、ファンからは「絶対抜けたと思った」「美しい」「マジでえぐすぎた」「ファインプレーすぎる」「この守備は三好使う理由になるよね」と賛辞のコメントで溢れかえった。実況と解説者も「何メートル背走したんでしょう」「抜けたと思いましたけどねぇ」と驚きの様子だった。
2020年ドラフトでJFE西日本から6位指名で入団した26歳は、2年目の2022年に45試合に出場するも打率.218と結果を残せず、昨季は1軍出場機会なし。社会人からの入団だけに活躍が待たれる選手の1人となっている。オープン戦はここまで5試合すべてでヒットを放ち、打率.333(18打数6安打)。この日も5回に右前打でガッツポーズを披露し、気合いがみなぎっている。