“鬼速い”トラウトが「めっちゃ引き締まってる」　気付いたら三塁にいる衝撃

代名詞でもあった走力を披露…オープン戦で三塁打を放つ

■エンゼルス 5ー4 パドレス（オープン戦・日本時間11日・テンピ）

　エンゼルスのマイク・トラウト外野手の“俊足”は、まだまだ衰えていない。10日（日本時間11日）にアリゾナ州テンピで行われたパドレスとのオープン戦では、右翼線へポトリと落ちる打球で、一気に三塁に到達。32歳の激走に「はっや笑」「史上最高が本当に戻ってきた」とファンも驚いていた。

「3番・中堅」で出場し6回先頭の第3打席で、パドレスのコ・ウソク投手と対戦した場面だ。右翼線に打ち上げたフライに、右翼手がダイブしたが、捕球できずにボールはファウルグラウンドに転がった。トラウトは打った瞬間、悔しがるような素振り見せたが、全力疾走を欠かさず、スライディングすることなく三塁に到達した。

　近年は怪我で苦しむシーズンが続いているが、走攻守でトップクラスのパフォーマンスをみせ、“球界ナンバーワン選手”として君臨した時期もある。40本塁打を放つパワーをもちながら、キャリア最初のタイトルは盗塁王というように、走力も魅力。2013年にはリーグ2位、2014年には同3位となる三塁打数を記録している。

　地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」がX（旧ツイッター）に三塁打の動画を公開すると、衰えぬ走力にファンはビックリ。「めちゃくちゃ走れるやないかーい」「トラウト兄さん本来の良さ（打って走れる）が蘇ってきてる気がしてワクワクしてます」「トラウトがすごいのは足も速いってことだよね」「ホントに速い……」「下半身めっちゃ引き締まってるんだよね　オフにかなりトレーニングしたんじゃないかな」などと、日米のファンが反応していた。