478億円もらってるのに…忘れ去られた“現役最多”　唯一の大台超えも「クレイジー」

スタントンは現役最多の402発も近年は不振…体を絞って臨む新シーズン

　ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は、現役選手では最多の通算402本塁打を誇る。しかし、近年は不振が続き、今年のオープン戦もここまで打率.143（21打数3安打）、0本塁打と苦しんでいる。ファンは「彼は500本に届くのか」「スタントンがまだ現役であることをすっかり忘れていた」とコメントを寄せている。

　スタントンはマーリンズ時代に2度本塁打王を獲得するなど、現役最多の402本塁打。2位はエンゼルスのマイク・トラウト外野手で368本、3位はブルージェイスとマイナー契約を結んだジョーイ・ボット内野手の356本になっている。スタントンは2014年オフ、マーリンズと13年総額3億2500万ドル（約478億円）の契約を結び2018年にヤンキースに移籍したが、徐々に成績が下降し、昨季は101試合で打率.191、24本塁打、OPS.695に終わっていた。

　米メディア「トーキン・ベースボール」がX（旧ツイッター）でこの事実を伝えると、「えっ…彼が現役選手でトップなの？　クレイジーだ」「ミゲル・カブレラとアルバート・プホルスが引退しちゃったからね」とコメントが寄せられた。

　今春のキャンプには、“激やせ”して登場。体を絞った34歳が“再起”を遂げられるか。注目の1年になる。

（Full-Count編集部）