大谷翔平、2戦ぶりベンチスタート　相手先発は左腕のゴンザレス

前日は記録訂正で2安打、今季10度目のマルチ安打に

　エンゼルス大谷翔平投手は11日（日本時間12日）、本拠地でのマリナーズ戦のスタメンを外れた。8日（同9日）本拠地ドジャース戦以来2試合ぶり。代打としてベンチから出場機会をうかがう。

　マリナーズ先発は左腕のマルコ・ゴンザレス。今季は18試合に先発して9勝5敗、防御率3.64と好調だ。大谷は10日（同11日）の同カードで8回の第5打席に左腕エリアスから左翼へタイムリーを放ったが、これが対左腕では22打席ぶりの安打。今季はここまで対右腕の打率が.320なのに対し、対左腕は.143と苦戦している。マイク・ソーシア監督は対左腕で起用する可能性にも触れていたが、この日はベンチスタートなった。

　だが、前回ベンチスタートとなった8日（同9日）ドジャース戦は、メジャーでは自身初となる代打ホームランを放ち、決勝点を挙げる活躍を見せた。以来2試合ぶりにスタメンを外れたが、与えられた場所で結果を残し、チームの勝利に貢献したい。

　エンゼルスの先発オーダーは次の通り。

1（三）フレッチャー
2（遊）シモンズ
3（中）トラウト
4（左）アップトン
5（DH）プホルス
6（二）キンズラー
7（一）マルテ
8（捕）マルドナド
9（右）カルフーン
投　バリア

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）