上原浩治、26度のセーブ機会で24度成功 日本人最多セーブも視野?
抜群の安定感誇る守護神、通算85セーブで日本人歴代単独2位に浮上
レッドソックスの上原浩治投手が5日(日本時間6日)、敵地でのヤンキース戦に9回から登板し、1回1安打1四球無失点で今季24セーブ目を挙げた。メジャー通算セーブ数を「85」に伸ばし、並んでいた斎藤隆(現楽天)を上回って日本人歴代単独2位に浮上。今年も重要な場面での勝負強さが光っている。
上原は8回4安打1失点の好投を見せたナックルボーラーの先発ライトの後を継ぎ、2-1とリードした9回に2番手で登板。先頭のAロッドを一邪飛に打ち取ったものの、テシェイラにはライト前ヒットを浴びる。その後、暴投で代走のヤングを二塁に進めたが、ベルトランは中飛で2死とした。
続くヘドリーは3ボール1ストライクからのスプリットが外れ、2死一、二塁とピンチが広がった。しかし、最後はマッキャンをスプリットで中飛に打ち取ってゲームセット。ランナーを出しながらも、しっかりとリードを守った。