日本メディアに若手が萎縮「怖気づくこともあった」 大谷移籍で静寂…エ軍選手の本音
エステベス「『邪魔にならないように避けよう』と考えていた連中もいる」
大谷翔平投手が新加入したドジャースは、韓国での開幕シリーズを目前に控えて日米から注目を集めている。そんな中、昨季まで大谷が所属していたエンゼルスの選手たちは変化を実感。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者とブリトニー・ギロリ記者が選手の本音を伝えている。
大谷の最も親しい友人として知られたパトリック・サンドバル投手は、日本のメディアからの取材を多く受け、日本でも有名人になった。一方で、自身への質問を1つ聞かれた後、大谷に関する10もの質問を受けることを「奇妙に感じていた」。大谷に頷いた瞬間がカメラに映っただけで話を聞かれたという。
また、守護神を務めるカルロス・エステベス投手は「時々、選手たちが、多くのメディアに怖気づくこともあった」とも明かしている。「若い選手たちの中には『邪魔にならないように避けよう』と考えていた連中もいる」という。
良くも悪くも大谷の移籍で、静かなオフシーズンが帰ってきた。大きな穴を埋める補強はなかったものの、マイク・トラウト外野手ら主力と伸び盛りの若手選手たち中心に、9年連続で逃しているポストシーズン進出を目指している。
(Full-Count編集部)