ド軍の本拠地開幕戦チケットは平均8万円 凄まじい大谷翔平効果…敵地も爆売れ
チケット仲介会社王手の海外売上も日本がトップに浮上
大谷翔平投手が加入したドジャースのチケットが高騰している。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が“大谷効果”として伝えた。
チケット仲介会社大手のスタブハブでここまで売り出しているドジャースのチケットは、5枚につき1枚を日本に住むファンが購入しているという。「ドジャースは10年連続で動員数メジャートップだが、オオタニを契約したことで今年のドジャースのチケット売り上げと値段が激しく加速している」というように、スタブハブでのMLBチーム別売り上げで、昨年のこの時期は8位だったが、今季は1位となっている。
加速する売れ具合は、本拠地だけにとどまらない。同社によれば、敵地の試合でもドジャース戦のチケットが最も売れているそうで、ホーム開幕戦を除いて、スタブハブのチケット売り上げをけん引している10試合のうち、6つがドジャースが関わる試合だ。トップ4のうち3試合がドジャース戦で、ヤンキースタジアムでの2試合とリグレーフィールドでの1試合となっている。
14日(日本時間15日)時点で、敵地でのドジャース戦は平均112ドル(約1万6680円)。6月8日(同9日)のヤンキースタジアムでのドジャース戦は平均211ドル(約31430円)で、ドジャースのホーム開幕戦は平均533ドル(約7万9390円)にもなる。
「MLBチケット売り上げにおけるオオタニのインパクトは、もう一人の世界的スター、リオネル・メッシのインパクトと比較できるだろう」とスタブハブのスポークスマンは話す。スタブハブの海外売上でも、すでに英国を上回り日本がトップに浮上。昨年は、日本に住むファンが購入したMLBチケットのうち70%が昨年大谷が所属していたエンゼルスのものだったことからも、いかに大谷の人気が凄まじいかが分かる。
(Full-Count編集部)