大谷翔平、韓国で5打数無安打 大歓声も快音響かず…捉えるもシフトに阻まれる
大谷は韓国代表戦に「2番・DH」で出場…開幕前最終戦
■ドジャース 5ー2 韓国代表(18日・高尺スカイドーム)
ドジャース大谷翔平投手は18日、高尺スカイドームで行われた韓国代表とのエキシビジョンマッチに「2番・指名打者」で先発出場したが、3打席を終えて無安打。次打席で代打を送られて交代となった。
大歓声に迎えられた大谷は、初回無死二塁の第1打席は、追い込まれてから外角への変化球に泳がされて三邪飛。3回無死一塁の2打席目は内角の直球に対して左飛に倒れ、4回2死一塁では一、二塁間へ強烈なゴロを放つも、“大谷シフト”で構えてた二塁手に捕球され二ゴロに終わった。
7回の打順では大谷の交代がアナウンスされるとスタンドからが落胆のため息が漏れた。前日17日の韓国プロ野球・キウム戦でも「2番・指名打者」で先発出場。初回、2回と2打席連続で空振り三振だった。今回の韓国遠征は新妻の真美子夫人を同伴。この日の試合はスタンドから見守っていたが、大谷は韓国での2試合は5打数無安打に終わった。
大谷は昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念。オープン戦には8試合に出場し、22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点、OPS1.486をマークした。15日にチームのチャーター機で韓国入り。16日の練習ではグラウンドでのフリー打撃を行わず、ベースランニングなど軽めの調整を行っていた。
試合前にはデーブ・ロバーツ監督が会見し、大谷が米国帰国後に投手リハビリを開始することを明言。その上で「彼が今年は登板しないことは、私ははっきりわかっている」と、改めて今季は打者に専念させる方針を示していた。
20日のパドレスとの開幕戦ではダルビッシュ有投手と日米通じて初めて対戦する。
(Full-Count編集部)