ソフトバンク、異例の3選手同時昇格 仲田慶介、川村友斗、緒方理貢の支配下登録を発表
背番号は仲田が69、川村が61、緒方が57に
ソフトバンクは19日、育成の仲田慶介外野手、川村友斗外野手、緒方理貢外野手と支配下選手契約を結んだ、と発表した。同日、本拠地PayPayドーム内で記者会見が行われた。背番号は仲田が69、川村が61、緒方が57に決まった。
仲田は2021年の育成ドラフト14巡目で福岡大から入団。同年のドラフトでは支配下、育成合わせて128人が指名され、仲田はその128番目に名前が呼ばれた。入団当初は外野手だったが、昨季まで2年間、2軍監督を務めていた小久保裕紀監督の考えもあって、内外野ほぼ全てのポジションを守れるようになり、ユーティリティー性も武器となっている。
川村は仲田と同じ2021年の育成ドラフトで2巡目指名され、仙台大から入団。昨季もオープン戦で結果を残して支配下昇格に向けてアピールしながら、朗報は届かず悔しい思いをした。今季はオープン戦で15打数4安打。9日のロッテ戦では本塁打を放っていた。
緒方は2020年の育成ドラフト5巡目で駒大から入団。仲田と同様に外野、内野をソツなくこなせるユーティリティプレーヤーで、オープン戦ではここまで11打数6安打、打率.545の高いアベレージを残して、支配下昇格をアピールしていた。一気に3人の支配下昇格が決定。これでソフトバンクの支配下登録は65人になる。
◯仲田慶介外野手
「素直に嬉しかったですし、ようやくプロとしてのスタートラインに立てた喜びと、1軍で活躍しないといけない責任感を感じています」
◯緒方理貢外野手
「電話が来た時は嬉しかったですし、スタートラインに立っただけなので、1日1日頑張って行こうと思います」
◯川村友斗外野手
「嬉しく思いましたし、今まで応援してくれた方々だったりに感謝の気持ちも生まれましたし、より一層頑張らなきゃという気持ちになりました」
(Full-Count編集部)