タブレット覗く大谷翔平…1日での変化に「泣きそう」 水原氏解雇でベンチに“空席”
ベンチでは水原氏とタブレットを覗き込むのがお馴染みだった
■パドレス 15ー11 ドジャース(日本時間21日・高尺スカイドーム)
ドジャースの大谷翔平投手は21日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで行われたパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場。開幕シリーズ第2戦は5打数1安打1打点で、チームは乱打戦の末に11-15で敗れた。試合前にこれまで二人三脚で歩んできた水原一平通訳が解雇になり、ベンチで一人の姿が印象的だった。
米メディアによると、捜査対象とされている違法なブックメーカーに賭けるために大谷の資金を盗んだとして、大谷の代理人が水原氏を告発した。その額は少なくとも450万ドル(約6億8200万円)にのぼるという。20日の開幕戦まではいつも通りベンチ入りしていたが、解雇になったため姿を現わさなかった。
大谷は初回の第1打席でマスグローブの初球を振り抜き、打球速度108.7マイル(約174.9キロ)の右前打。続く2回1死二、三塁の第2打席では右翼で特大犠飛を放ち、2戦連続打点も記録した。第3打席は投ゴロ、第4打席は右直だった。7回1死一塁の第5打席では松井裕樹とメジャー初対戦。初球を打って特大の右飛。8回2死一塁の第6打席では元阪神のスアレスの初球を打って一ゴロだった。
ベンチでは水原氏とタブレットを覗き込むのがお馴染みだったが、この日は一人で画面を見つめていた。X(旧ツイッター)上のファンからは「これはなんか泣きそうになるわ」「なんか表情が暗いように見える」「見てるだけで辛いわ」「心が痛くなるわ」「なんかめっちゃ胸が痛い」との声があがっている。
(Full-Count編集部)