水原氏の経歴巡りRソックスが声明「全く雇用されていない」 学歴詐称疑惑も浮上し混沌
レッドソックス「ミズハラがチームに勤めたことは全くない」
違法賭博に関与した疑いで20日(日本時間21日)にドジャースを解雇された水原一平通訳について、レッドソックスが「ミズハラがチームに勤めたことは全くない」という旨の異例の声明文を出した。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、レッドソックスが「我々は皆さんに連絡しています。その原因は、イッペイ・ミズハラがレッドソックスで通訳を務めたという報道が出ていることによるものですが、それは間違っています」との声明を出したことを伝えている。
一部報道や、母校のダイヤモンド・バー高校のホームページでは、水原氏がレッドソックスに勤めていたことを紹介しており、球団がこれらの情報を否定した形だ。
水原氏は2012年にヤンキースとマイナー契約を結んだ岡島秀樹氏の通訳を務め、その後日本ハムに採用されている。球団は「ミズハラはいかなる立場でもレッドソックスに雇用されたことは全くないですし、ヒデキ・オカジマが当球団で投手としてプレーしていた期間に彼の通訳ではありませんでした。正確な情報を確実に提供するため、我々はファイルを徹底的に確認していることをわかっていただければと思います」と説明した。
水原氏の経歴を巡っては地元メディア「NBCロサンゼルス」が22日(同23日)に、卒業したとされるカリフォルニア大リバーサイド校には水原氏が在籍した記録はないと報道。同大学の広報担当が「彼がその学校に出席した記録はない」と話したと伝えている。
(Full-Count編集部)