「Otani」と綴られた送金データ 水原氏騒動…報じた記者が明かす経緯「誰が送金したか」
送金データは「Ohtani」ではなく「Otani」
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏の一連の騒動は未だおさまる気配がない。違法賭博に関与した疑いを最初に報じた米スポーツ局「ESPN」の調査記者のティシャ・トンプソン氏が「The Rich Eisen Show」に出演し、経緯を語った。大谷の口座からの送金データを目にした際、綴りが「Ohtani」ではなかったという。
トンプソン記者は番組ホストであるリッチ・アイゼン氏とのやり取りの中で、一連の騒動に言及。「私は私の情報源を守らなくてはなりません」としながら、「我々は、こうした電子送金があったことを1月から知っていたと言えます」と明かした。
同記者が発見したのは2件の電子送金データでそれぞれ50万ドル(約7570万円)が振り込まれていた。名前を見るとユニホームの裏に綴られている「Ohtani」ではなく、「Otani」と書かれていたという。「そしてその名前にはhがなかった。ご想像いただけると思いますが、我々がまず深堀りしたのは、彼がその綴りを使うかということでした」と語った。
その後、同記者は水原氏を含め複数の情報筋から「OTANI」という名前が「彼が法的な名前として使っている綴りだと聞きました」。アイゼン氏が「信憑性が少し高まりますね」と問いかけると、同記者は「我々が確実に言えることは、ショウへイ・オオタニの名前がその複数の電子送金にあるということです。そして、誰がそれを送金したか、それが疑問です」と呈した。
(Full-Count編集部)