塁上で手を添え…大谷翔平のさりげない“気遣い” 試合中の配慮が「優しい上に紳士」
第1打席で右前打→バットボーイに手を添え感謝
■ドジャース ー カージナルス(日本時間31日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地カージナルス戦に「2番・指名打者」で出場。初回の第1打席で2試合ぶりとなる右前打を放った。一塁上では用具を受け取りに来たバットボーイに手を添え感謝する場面も。「流石、優しい上に紳士」と反響が集まっている。
この日、初回無死一塁でカージナルスの先発ランス・リン投手の85.3マイル(約137.3キロ)の外角チェンジアップをとらえた。2試合ぶりの安打は打球速度113.9マイルの痛烈打。米メディアによると、球団では2021年以降最速の打球速度だったという。
一塁上では、お馴染みとなったヘッドバンプも披露。さらに、エルボーガードなどの防具を取りに来たバットボーイに手を添えた。試合中でも、裏方への感謝を忘れなかった。
塁上の何気ない場面にもにじみ出る人柄。SNSでは「He is good boy」「何があっても変わらない優しさ」「ジェントルマンです」と称賛の声が相次いだ。