中日23歳は「GG賞もあるよ」 昨季2軍でわずか8試合出場も…突如現れた“名人”
中日・田中幹也が4日の巨人戦で衝撃美技を披露
■巨人 2ー0 中日(4日・バンテリンドーム)
中日の2年目・田中幹也内野手の“異次元”の守備が話題になっている。4日の巨人戦(バンテリンドーム)では二遊間の打球を処理してジャンピングスロー。アウトにする美技を見せた。ファンは「マジ天才」「怪我なきゃGG最有力」と驚きの声をあげた。
2点ビハインドの6回1死二塁。巨人・吉川のゴロは二遊間に飛んだ。「2番・二塁」で出場した田中はこの打球を逆シングルでキャッチ。反転して一塁へジャンピングスローを見せてアウトにした。
身長166センチの23歳は、2022年ドラフト6位で中日に入団。大学3年時には国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断され、手術を受けた。プロ1年目の昨年はオープン戦で右肩を脱臼して離脱。2軍で8試合出場にとどまった。
しかし、今季は開幕から全試合に二塁で先発出場。持ち前の守備でチームを支えており、SNSには「忍者かも」「ゴールデングラブ賞もあるよ」「守備はすごいね」「二塁はもう安泰やね」「これぞプロ」「守備エグいな」「すごいプレー」「捕ってからが早いんよ」とコメントが並んだ。
昨年まで2年連続最下位の中日。貧打だけではなく、二遊間が固定できないことも課題に挙げられていた。鮮やかなフットワークと身のこなしでレギュラーを掴みつつある田中。更なる躍動が期待される。
(Full-Count編集部)