大谷翔平にド軍が提案した週1のルーティン 米記者が指摘した“宿命”「妥当な要求」
エンゼルス時代は取材に応じる機会が少なかった大谷
ドジャース大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の本拠地・ジャイアンツ戦で今季1号を放った。新天地で開幕9戦目に飛び出した初アーチ。試合後にはメディアに対応し、心境を明かした。エンゼルス時代は取材に応じる機会が少なかった大谷だが、ドジャースは週に1度のメディア対応を提案したという。
米スポーツ局「ESPN」のシニアライター、ティム・キーオン記者が、コラムで大谷の取材対応について言及。エンゼルス時代は通常、登板した試合後に対応するパターンだったが、今季は登板しないため、ドジャース側が週に1度の対応を提案したという。「彼のような立場の選手に対しての妥当な要求と言えるだろう」と見解を示した。
記事によれば、大谷についてドジャースの同僚が話せることは「何もない」という。自身のルーティンに集中しているため親しくなるのが難しいそうだ。春季キャンプ開始時、デーブ・ロバーツ監督は冗談気味に、大谷が対応しない場合に頼れる人物としてジェイソン・ヘイワード外野手を挙げた。ヘイワードの経験とリーダーシップを称えるもので、「同時にオオタニが登場する少なさを強調するものでもあった」と記している。エンゼルス時代はそうした役割をザック・ネト、テイラー・ウォード、ローガン・オハッピーらが担っていたとしている。
ドジャースは代理人のネズ・バレロ氏と話し合い、パドレスとの開幕シリーズ(ソウル)で大谷が韓国で記者会見するよう調整した。交渉は、韓国遠征の数週間前から始まっていたという。今後はどんな展開になっていくだろうか。
(Full-Count編集部)