大谷翔平は「不振だったよね…?」 また球史に名前、124年間でメジャー最多の「15」
大谷翔平は15長打…1901年以降では開幕から16試合で最多の数字
■パドレス 8ー7 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地のパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回に3試合ぶりの4号ソロを放った。この一撃が松井秀喜氏に並ぶ日本人最多の通算175本塁打となり、5回の左翼線二塁打で日米通算1000安打も達成した。そして7回にも二塁打を放ったことで、米記者が124年間で最多タイとなる衝撃の記録を紹介している。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)に「少なくとも1901年以降で、チームで最初の16試合における最多長打」と投稿。これまで、大谷以外で15本を放ったのは、2019年ボー・ビシェット(ブルージェイズ)、1998年デビッド・セギー(マリナーズ)、1993年フレッド・マグリフ(ブレーブス)、1901年ナップ・ラジョイ(アスレチックス)だったとも掲載している。
またしてもMLBの歴史に名を刻み、ファンからは「彼は7試合くらいスランプだったよね(笑)」「凄すぎだわ」「大谷さん不振だったよね……?」などの声が上がった。開幕からの7試合では打率.267、0本塁打、3打点だったが、9戦目で初本塁打を放ってから一気に状態を挙げている。
ちなみに大谷は9日(同10日)のツインズ戦でも記録を残しており、1901年以降でドジャースで出場した最初の14試合で1人の選手が記録した最多長打「12」が話題を呼んでいた。
この日の試合前、大谷の口座から不正送金したとして訴追された元通訳の水原一平容疑者がロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈金2万5000ドル(約383万円)、パスポート返上、大谷と接触しないなどの条件で保釈されたが、自らのバットで重い空気を振り払ったのだった。
(Full-Count編集部)