大谷翔平がホテルの一室で取った“行動” 最後の頼みを拒否…水原容疑者との決別

水原一平容疑者【写真:荒川祐史】
水原一平容疑者【写真:荒川祐史】

開幕戦後に大谷翔平に“口裏合わせ”を持ちかけた…米紙が報じる

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、米連邦当局から「銀行詐欺容疑」で訴追された水原一平容疑者が、解雇される直前に大谷に“口裏合わせ”をするように求めていたと、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。

 水原容疑者は、3月20日に行われた韓国での開幕戦後に、ロッカールームで大谷を含めた選手やスタッフに、自らがギャンブル依存症であったことを告白したとされている。

 同紙は「英語が流暢ではないオオタニは(同僚らとともにクラブハウスで)話を聞いていたもの、ミズハラの発言を完全には把握し損ねていた。しかし彼(オオタニ)は、不審に思い始める程には(水原氏の英語で説明した話を)理解しており、答えが欲しかった」と伝えた。

 その数時間後、大谷と水原容疑者は2人で話す機会を設け「ホテルの地下にある会議室でミズハラはオオタニに率直に打ち明けた」と説明されている。

 そこで水原容疑者は、大谷に対し「(大谷が私の)借金を肩代わりしたということにしてくれないか」と依頼したという。大谷はこれを拒否。部屋に代理人のネズ・バレロ氏を呼び、さらにバレロ氏がロサンゼルスの弁護士、ニューヨークでクライシスコミュニケーションの重役を務めるマシュー・ヒルチック氏、そして信頼できる新しい通訳を現場に呼び寄せたという。そして「ミズハラの妻もそのミーティングに加わった」と報じられている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY