耳にした大谷翔平の“英語” 米記者が敷いた境界線…水原問題で注目浴びた理解力
パッサン記者「YES。彼は英語を理解しています」
ドジャース・大谷翔平投手の“英語力”については度々話題となるが、どれほど理解しているのだろうか。通訳を務めていた水原一平容疑者が銀行詐欺の疑いなどで訴追され、渡米時から隣にいた“相棒”はいなくなった。
米ポッドキャスト番組「The Rich Eisen Show」では司会のリッチ・アイゼン氏が「もし経理担当、ファイナンシャルアドバイザーらがバレロ(代理人)の事務所にいて、彼らが通訳のミズハラの横にいるオオタニを見ていたという場合の話。彼らが『イッペイが我々(バレロ一同)に言ってきた話では、君(大谷)が我々に見てほしくない口座がある。その件について心配しているのだが』と言ったとする。その状況で、ミズハラが(実際のバレロ氏らの質問をすり替えて)『彼ら(バレロ氏一同)は犬が元気かどうか知りたがっているよ』的な話を(大谷に対して)できる状態で、それに対して彼が『ああ、元気だよ』と話が進んでいったりするのだろうか」と疑問を投げかけた。
これに対して、番組に出演した米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「(サンデーナイトベースボールで)オオタニはあの場でシューズの説明をしていました。そこで彼は、完璧とはいかないまでも……上手い英語を話していました。あなたや私のように流暢かと言うと、それは違うと思います。ただ会話をし、あなたが先ほど挙げたシナリオの出来事がわかるくらい十分に英語を理解しているかで言えば、答えはYESです。YES。彼は英語を理解しています」と力説した。
渡米から7年目を迎え、チームメートらと談笑する姿もよく見られる大谷。敏腕記者も認める“理解力”を持っていたが、水原問題は泥沼に入ってしまった。
(Full-Count編集部)