“大谷2世”佐々木朗を擁する大船渡3回戦敗退 部員11人の西和賀は大金星!

大船渡が3回戦で敗れる…
大船渡が3回戦で敗れる…

初戦で自己新記録の154キロをマークした佐々木朗は登板せず

 第100回全国高等学校野球選手権の岩手県大会は14日、初戦で自己新の154キロをマークした“大谷2世”佐々木朗希を擁する大船渡が西和賀に2-3で敗れ3回戦で敗退した。佐々木朗の登板はなく、痛恨の逆転負けとなった。

 U18日本代表候補で初戦で自己新の154キロをマークした2年生右腕・佐々木朗希はこの日は「1番・中堅」でスタメン出場した。

 大船渡の先発は背番号「1」の佐藤健がマウンドに上がった。初回、2回と西和賀打線を無得点に封じると、打線は3回。2死から1番・佐々木朗が二塁失策で出塁すると、続く2番・尾形のタイムリー二塁打で先制に成功。さらに4回は長短打を絡め1点を奪いリードを2点とした。

 大船渡の佐藤健は6回までノーヒットピッチングの快投を続けていたが7回につかまった。3連打で無死満塁のピンチを背負うと、押し出し四球、二塁手の悪送球、中前タイムリーと一挙3点を失い逆転を許した。

 1番でスタメン出場した佐々木朗は第1打席で四球、第2打席は二ゴロ失策、第3打席は四球、第4打席は右飛だった。西和賀はボート部から助っ人を頼むなど部員11人で来秋のドラフト候補擁する大船渡を破った。

【表】岩手県大会のトーナメント表

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