「神すぎる」ベッツの裏で…大谷翔平に纏わりつく“呪縛” ファンも心配「また回ってきた」
ベッツ5安打の裏で…大谷は3度の得点圏で凡退
■ドジャース ー ナショナルズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手の打棒が止まらない。16日(日本時間17日)の本拠地ナショナルズ戦に「1番・遊撃」で出場すると、第1打席から5安打の大当たり。衝撃の活躍に「神すぎる」「ヤバすぎて草」と日本のファンも唖然としている。一方で「ああ……また得点圏だ……」と“ジレンマ”を抱えているようだ。
ベッツは試合前の時点で打率.347、6本塁打、出塁率.462、OPS1.115をマーク。今季から主戦場とする遊撃でも好守を連発し、米データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出する勝利貢献度WARでもメジャー1位の1.8をマークしていた。
ベッツは初回の第1打席で右前打を放つと、2回に2点二塁打、4回は中前打、7回にも二塁打、さらに8回に右前打でキャリアハイの1試合5安打を記録した。超人的な活躍に「ベッツがエグすぎる」「この人ほんまバケモン」とファンの度肝を抜く一方で、後ろを打つ大谷翔平投手を“心配”する声も聞かれた。
大谷は試合前の時点で、得点圏では16打数1安打の打率.063。メジャーワースト6位と好機で結果を残せていなかった。16日(同17日)の試合では走者一塁の初回にヒットが出たものの、ベッツが打って得点圏で回ってきた2、4、7回の打席ではニゴロ、ニゴロ、中飛でいずれも凡退。
ファンは「また試練の得点圏」「ベッツが得点圏に行ったってことは……」「ベッツが得点圏を演出しすぎだね笑」「ベッツが打つ度に得点圏に進むから胃がキリキリする」とヤキモキしていた。
大谷の得点圏打率については試合前の取材で、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「それ(数字)には気付かなかった。昨夜得点圏に走者を置いて、アウトにはなったが中堅に100何マイルの打球を放っていた」と“問題なし”を強調していたが、ファンは好機での一打に期待するのも致し方ないだろう。
(Full-Count編集部)