大谷翔平、代打で左腕ヒルから四球選ぶ エンゼルスは延長戦制す
メジャー52勝左腕ヒルの全6球カーブ攻めを見極めた大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのドジャース戦に代打で出場し、四球を選んだ。DH制のないナ・リーグ本拠地でのゲームのため、4試合連続でベンチスタートとなった大谷。1点リードの8回2死一塁で、ドジャースファンのブーイングの中で打席に立つと、左腕ヒルのカーブ攻めを見極めて出塁した。エンゼルスはカルフーンの決勝弾で、延長戦を制した。
初回、アップトンの左前適時打で1点を先制したエンゼルス。2回にはフレッチャーの犠飛とアップトンの押し出し四球で2点を追加した。だが、先発のヒーニーがその裏、ベリンジャーに適時打を浴び、テイラーには押し出し死球を与えて1点差に。5回にはテイラーにソロ本塁打を浴びて試合を降り出しに戻された。
エンゼルスは7回、アップトンが19号ソロを放って勝ち越しに成功すると、8回2死一塁で大谷が代打で登場。この日、中継ぎ待機していたローテ左腕のリッチ・ヒルと対戦し6球連続で投じられたカーブを見極めて四球。得点には繋がらなかったものの、チャンスを広げる打席となった。
エンゼルスは1点リードの9回、3番手のパーカーが代打アトリーに右前安打を許すと、続くグランダルに左越えの二塁打を浴びた。一塁からアトリーが一気に本塁へと生還して同点とされて延長にもつれ込んだが、延長10回にカルフーンがドジャースの守護神ジャンセンからソロ本塁打を放ち、これが決勝打に。5-4で激戦を制した。
(Full-Count編集部)