大谷翔平、水原問題に揺れた1か月「自分で処理すればいい」 同僚の雰囲気に“感謝”

試合後に取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】
試合後に取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】

チームメートとの関係値について明かす「冗談を言い合える雰囲気」

■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し初回の第1打席で7号ソロを放った。ここまで打率.354、7本塁打、17打点、OPS1.100と打線を牽引しているが、「チームメートには冗談を言い合える雰囲気は僕にとってプラス」と感謝した。

 初回1死の第1打席でバシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。

 3月に元通訳の水原一平容疑者が大谷から資金を盗用した疑いで球団から契約解除になり、その後、米連邦当局から追訴された。大谷自身も当局からの取り調べを受けることもあった。

 それでもデーブ・ロバーツ監督からは「新しい車が必要だ」とジョークを飛ばされるなど、チームメートとは良好な関係を築いてきた。「最初の1か月が1か月だっただけに。僕からしたらあまり気にしないでほしいというか、むしろ笑いに変えるくらいのコミュニケーションを。グラウンドに持ち込んでほしくないですし、自分で処理すればいいだけなので」と振り返った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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