春の東北大会準V東北がヒヤヒヤ初戦突破 大崎中央に8回逆転勝ち
2点のリードを奪われ、7回までゼロ行進の大苦戦
第100回全国高等学校野球選手権の宮城大会で、春の東北大会準Vの東北が冷や汗をかきながら、3-2で勝利し初戦の2回戦を突破した。
夏の甲子園22回出場を誇り、優勝候補の本命だった東北は、大崎中央と対戦。2回に1点を先制され、3回にも1点を追加されると、大崎中央の先発・遊佐の前に7回までゼロ行進が続いた。2点ビハインドで迎えた8回裏に怒涛の反撃で遊佐を攻略。一気に3点を奪い取って逆転し、辛くも勝利を飾った。
東北は今春の県大会決勝で古川学園に15-2で圧勝して優勝。東北大会では、福島の聖光学院に決勝で敗れたものの、準優勝していた。仙台育英とともに優勝候補の筆頭に挙げられていたが、初戦でまさかの大苦戦を強いられることになった。