大谷翔平は「見たことのない活躍」 衝撃2発で両リーグトップ浮上…指揮官も最敬礼
今季初の1試合2発で両リーグトップタイ…ロバーツ監督も称賛
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で今季初の1試合2本塁打を放った。初回に先制9号2ランを放つと、8回に10号ソロ。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「彼は我々が今までに見たことのない活躍をし続けている」と最敬礼だった。
初回無死一塁、初対戦のフリードのカーブをバックスクリーンに運ぶ先制の9号2ラン。2試合連発となるアーチで幸先よいスタートを切ると、第2打席は左前打、第3打席は技ありの中前打を放った。ロバーツ監督は「ショウヘイの2ランは、ゾーンの高めに来たカーブを捉えた。それが流れを作った」と先制の一発に感謝した。
さらに4-1で迎えた8回無死の第4打席。ミンターの初球のフォーシームを完璧に捉えてバックスクリーン左に運んだ。再び両リーグトップに並ぶ一発。飛距離464フィート(約141.4メートル)は今季最長となった。「それは大きなあたりになる。あそこにボールを飛ばす人はいない。右打ちでも左打ちでも。デーゲームでもナイトゲームでも。ショウへイの打席の質の高さが見て取れる」と賛辞を止めなかった。
今季初の1試合4安打で打率はフィリーズのボームに並び両リーグトップの.364。OPSは1.111で両リーグ単独トップとなった。チームはブレーブス相手にスイープを決め、貯金は今季最多となる10に。「以前にも言ったが、まだ彼は余力があると思う」とロバーツ監督もご満悦だった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)