米記者の「週に1回」をも上回る…加速する大谷翔平効果、4月で6社のハイペース
ドジャースが「コーセー」と契約締結…4月だけで日系企業は6社目に
ドジャースは29日(日本時間30日)、化粧品メーカー「コーセー」と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。本拠地・ドジャースタジアムのビジョンなどに広告が掲載される。球団と日系企業の契約は4月だけで6社に上っており、“大谷効果”はとどまるところを知らない状況だ。
ドジャースは4月に入って航空会社のANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、医薬品メーカーの興和、100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」などと契約を締結しており、今回で6社目になる。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シャイキン記者は早速、X(旧ツイッター)で「今週新たに発表された日本の企業パートナー:化粧品ブランドのコーセー」と反応。同記者は25日(同26日)に「シーズンがスタートしてから、ドジャースはおおよそ週に1回のペースで日本企業とのスポンサー契約を発表している」と綴っていたが、その投稿からわずか4日後に球団は新たな契約を締結。“週に1回のペース”を上回る頻度に驚きを隠しきれない様子だ。
大谷翔平投手と10年総額7億ドル(約1098億円)、山本由伸投手と12年総額3億2500万ドル(約509億8000万円)で契約したことで、日系企業の進出が一気に加速。この現状にSNSでは「あっという間に7億ドルを取り戻したな」「オオタニ・エフェクト」「ドジャースとスキンケア」といった声が相次いだほか、日本語でも「まさに毎週日本企業が増えるね」「1000億回収どころか1000億貯金しようとまでしとるこの球団」といったコメントが集まっている。
(Full-Count編集部)