イチロー氏の“予言”が再脚光 打者専念で打ちまくる大谷翔平「天才は天才を知る」
イチロー氏は引退会見で大谷に言及…“一刀流”による大活躍を予言していた
ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の本拠地・マーリンズ戦終了時点で37試合に出場し、“リーグ10冠”を記録している。打者に専念したシーズン、規格外の活躍を“予見”していたのがイチロー氏だ。ファンは「予言通りですね」「天才は天才を知る」と声を寄せている。
マリナーズに在籍していたイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は2019年3月21日、東京ドームでのアスレチックス戦を最後に現役引退。試合後の会見で大谷について次のように語っていた。
「投げることも、打つこともやるのであれば、僕は1シーズンごとに、1シーズンはピッチャー、次のシーズンは打者として、それでサイ・ヤング(賞)とホームラン王を取ったら……だってそんなこと考えることすらできないですよ。翔平はその想像をさせるじゃないですか、人に。この時点でもう明らかに人とは違う選手であると思うんですけど。ピッチャーとして20勝するシーズンがあって、その翌年には50本打ってMVP獲ったら、これ化け物ですよね。でも、それが想像できなくないですからね。そんな風に思っています」
昨年9月に右肘の手術を受けた影響で今季は打者に専念。7日(同8日)終了時点で54安打、14二塁打、11本塁打、26長打、103塁打、打率.365、長打率.696、OPS1.131、ISO.331、32得点はいずれもリーグトップ。イチロー氏の言葉が現実になりそうな成績を残しているのだ。
ファンはイチロー氏の“読み”と無双状態の大谷に感嘆。「予言通りの圧倒的な成績」「言った通り50本行くでしょ」「ホームラン王と首位打者はエグすぎる。期待したい」「怪我治ったら投手1本も見てみたいですね」「投手一本なら20勝でサイ・ヤング賞もいけるのでは」「お2人は日本の誇り」とSNSにはコメントが寄せられている。
過去3年は投打二刀流で圧倒的な成績を残し、MVPを2度受賞した大谷。“バット1本”の今季はどんな数字を残すだろうか。
(Full-Count編集部)