水原一平容疑者、銀行詐欺などの容疑認める 米連邦検察発表…禁固最大30年、約26億円を送金
米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追されていた
大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者が、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと、8日(日本時間9日)に米連邦検察が発表した。水原容疑者は大谷の銀行口座から1700万ドル(約26億4400万円)近くを違法なブックメーカーに送金し、虚偽の納税申告に署名していた。
水原容疑者が認めた銀行詐欺の罪状は、最高刑では連邦刑務所で禁固30年となり、そして虚偽の納税申告に対して罪状を認めたことについては、最大で3年の禁固刑になる。
マーティン・エストラーダ連邦検事は、「(水原容疑者による)騙す行為と窃盗は巨大なものだ。彼は信頼される立場を利用し、Mr.オオタニに付け込んだ。我々のオフィスはコミュニティを通じて被害者が守られるために尽力しており、悪事を働いた人物に裁きが下るように努める」とコメントしている。
水原容疑者は日本時間3月20日の開幕戦後にドジャースを解雇となり、4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
(Full-Count編集部)